育児と家事そして仕事をこなすさとみこんこん

6月から新しい職場での仕事が始まった。

育休産休を経て前職で復帰する予定だったがそれなりのマタハラとコロナが襲撃したことにより復職せず仕事をすっぱり辞めしばし(約3年)専業主婦をしていた訳なのだが、いつから仕事を始めるべきかを考えた時に小学生からというのは結構厄介なんじゃないかと考え(子供が突然早く帰ってきたり長期の休みやイベントが発生したりする気がして)そんな時にコミニュケーションのあまり取れていない職場だと休みが取りにくいはブーイングの嵐ですわで大変かなと思い、保育園に入れてちびちび働き始めて足場を作っておく方がいいのではと考え昨年ダメもとで保育園に申し込んでみたのだがなんと求職中の身にも関わらず第一希望に内定!家から保育園が見えるほどの激近ヤッター保育園ライフを獲得したのでありました。保育園落ちた日本死ねのブログの効果なのかは知らないけどここ数年で保育園は入りやすくなっているんでしょうか?(ちなみにうちは2歳クラスです)とにかくダメもとで保育園活動してみてよかった。最初は子供は泣いて行きたがらなかったのですが、今でははりきって行ってくれるようにもなりました...だいたい2ヶ月はかかりましたかね?これまでに2回ほど胃腸炎をもらってきたり発熱をして突発的に休みになったけど、胃腸炎の時は慣らし保育期間だったから仕事を休む必要はなく、発熱の時は1日で熱が引いて元気そうだったので病後児保育園を利用して仕事してました。病後児保育園は最先端なおもちゃや絵本など色々あり通常の保育園よりも子には魅力的らしくいつも以上に楽しんで行っている様でした。保育園を考えている方は病後児保育園も併せて押さえておくと安心だしとっても頼りになるかと思います...

 

「保育園に受かったのは良いけど私に育児と家事と仕事をこなしていくことなんてできるのだろうか...」

そんなふうに不安に思っていたのだけど、結論から言うと専業主婦より自分の時間が増え自由度は上がり気持ちは楽になった。子が成長して1人遊びをしてくれたり言葉が伝わり分別が少しつくようになったこともあるのだけど、ずっと一緒にいるのは私的に精神的にくるものがあって、子が1〜2歳の時は涙を流しながら衝動で家を飛び出してしまうなど様子のおかしいことが2回あったと自負してるのだけど、そういう突発的な衝動をすることもなくなった。子供を育てることと自分の感情をコントロールするのに随分慣れたこともあるのだけど、私の場合は思うように進まないとイライラしてキレるパターンが多かったので、思うようにいかないことがあったときに「これは譲れるか?譲れないか?」を自分の中で問い、譲れる場合は子供に寄り添い、譲れない場合は泣こうが喚こうがごめんねー!と言いながらことを解決させるようにしたらキレずに済むようになった。

保育園には通常保育と短時間保育というものがあり、私は短時間保育の中でも最短での勤務(具体的にいうと月15日60時間の勤務)日数で働くようにし平日に休みを設けているので今までの生活リズムを崩さず平日に1人の時間を作ることにも成功している。近所に頼る親族もいない身としては保育園の存在は本当にありがたく、一緒に成長を見届けてくれる存在が増えたことも喜ばしいことである。

 

職場は前職が有給もないし代わりの人がいないため突然休んだら回らなくなってしまう、だからパートになってね、パートになっても時間短縮しないで働いてね(ハート)という環境に身を置いていたので、歯科という業界がもうそういうものなのかなと思って歯科衛生士で復職することを辞めようかと考えたこともあったのだが、そんなことは全然なかった。今の職場は有給はしっかり取るよう推奨され、突然休むことになってもなんとかしてくれるどころか後から希望であれば有給にしてくれるというなんとも配慮のある職場で大変ありがたく思っている。「ここは色んな事情でみんなが働いている場所だから途中で帰ることを後ろめたく思わないで時間がきたらささっと帰ってね」という声かけを女医である院長が率先してしてくれるのでいう通りにささっと帰っているし皆もそうしている様子だ。歯科という業界でも労働環境は色々なんだなと今回の転職で学んだ。突然の穴にも対応できるよう従業員の数も多く助手さんは15人くらい在籍していて、この助手さんたちの動きも素晴らしく患者が終わればあっという間に器具を片付け消毒し、ユニットを整え患者さんを通せるように準備してくれるし、アシスタントも見事にこなしている。分業がしっかりできているので自分の仕事に専念ができすごく楽である。前は歯科助手が1人もおらず電話番から受付からアシスタントから助手業務も全て歯科衛生士が行っていたので(しかも2人で)、気持ちが忙しくて大変だった。そしてさらに前職の港区で提示されたパートの時給より茨城の今の職場の方が時給も良い。港区で10年頑張った自分よりも茨城で再就職した自分の方が提示された時給が良かったのだ(怒り&悲しみ&WHY)

だが人が集結することで愚痴や文句がヒソヒソと聞こえてくるのだがこれはもうしょうがないと思っている。そりゃ色んな事情の女性達が十数人集結して仕事すれば文句だってありますよねと。だからなるべく私は私情は話さず仕事に専念し、上手くいかなかったことは速やかに上司に相談して対策を立てるようにしている。そのため職場ではおそらく私は自転車でやってくる根暗だと思われている。

 

今の時代もまだ母親が子育てや家事を主として行っている人が多いと思うが、その傍ら仕事に復職するのか?辞めるのか?家事に専念するのか?正社員かパートか?保育園か幼稚園か?などと選択肢が多岐に渡り、それにより雇用形態や時期なども検討する必要があり、なんか大変だなと思うけどとりあえずやってみて自分や家族に合いそうな選択を地道に探していくのが良さそうだなと感じている。まだたった1ヶ月しか働いていないが色々経て働く選択をして良かったと思うのが今の私の感想である。

早く仕事をこなせるようなりますように、これからも皆元気でありますように、イジメにあいませんように...