卵にこだわるさとみこんこん

だいたいスーパーでは一番安い卵を買っていたのだがある日今日は卵だけ買いたいという日が訪れ、大型スーパーに行くよりも品数は少ないが買い物時間は短縮できる店のほうが良いとそちらをチョイスしたところ、10個入り300円オーバーの卵しか売っておらず「え...」と思いながらも高い卵を渋々買うこととなった。ところがその卵を割ってみたところきみの色は濃いオレンジ色をしており、白身には弾力があり、味は濃厚なうえ地産地消産でいつものプラス120円ほどでこんなに価値を得られるのかと感動。この卵で作ったかに玉(カニカマで作ったかに玉)の美味しかったこと!その日を境に私は卵に目覚めたのであった。

お母さんは昔、たまご先生と呼ばれていたことがあってね。と誰も聞いてはいないが過去卵への執着が家族一だった私を家族が「たまご先生」と呼んでいた日のことを心の中で説きながら300円オーバーの卵しか売っていない店で卵を物色。お母さんはね、昔「私、卵が好きで」と合コンで公言した女性が男性陣から一斉に卵焼きを皿に盛られる様子を見て「自分は家族からたまご先生と呼ばれています!」と叫びたい衝動をキャラが被るという理由でグッと我慢をしていた過去があるんだよ、と心で説きながら今日はこっちにするかな!と前回の素晴らしい卵ではない赤玉の別の卵を購入。ところがるんるんで帰宅し家で食べてみたところ、前回の卵ほどの感動は味わえなかったのだった。

今のところたまご先生ランキング暫定1位に輝いているのは、つくばの大地でパプリカを食べて育った「天王原のたまご」です。みなさん機会がありましたら是非ご賞味ください!

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