なんと歴史に興味が湧く

歴史にまるで関心を持つことのなかった人生だったのだが、なんと最近毎日歴史のラジオを聞いて暇なときは歴史の本を読むようになった。私は歴史のことを全然好きじゃなかったし興味なんて持てなかったのだが自国のことを何も知らないのって大人としてどうよとぼんやりした焦りみたいなのを20代から感じてはいたものの壮大な歴史、一体どこから学べば良いのかわからず、とりあえず漫画日本の歴史でも買うか!とぼんやり思いながら10年以上が経過していた。新撰組はおそらく三人組、正岡子規は学生の頃の友人のあだ名、吉田松陰知らねぇな..といった具合の歴史偏差値だったのだが、PodcastでCOTENRADIOという番組を発見して聞いてみたところ非常に親しみが持てる内容で私の頭の中にどんどん歴史上の出来事が流れこんできた。

cotenradio.fm

まだ全部の回を聞くことができていないのだが、今のところ好きなのは吉田松陰とガンディーの回がよかった。感慨深かったのはヒトラー第一次世界大戦の話。どうしてヒトラーが組織のトップに立ち特定の人種を惨殺するようなことになってしまったのかは疑問であったのだが、このラジオを聞いて時代の流れや物事のタイミングが重なって生じた残酷な歴史だということを再認識し、歴史ってちゃんと知った方が良いな...と文字で書くと非常に軽い感じだが私の心の中には深く刺さったのであった。このラジオを聴くことで歴史があって現代があるという当たり前だけど実感しにくいことに気付かされた。ホロコーストもその時代の前後にあった出来事を知ることで背景がよくわかり、長年の疑問が少し解けたように思う。学校教育の歴史って穴埋め問題ばかりで流れを意識して教育されてないように思うのだが、時代の流れを理解することが歴史の面白さや大切さを知る上で重要なように感じている。

 

私はすごくかぶれやすいので「もしまた男の子が産まれた日には子の名は松蔭か晋作なんてどうだろうか...」と夫に提案し大きな地球儀をメルカリで購入した。地球儀を使ってコロンブスの航路やどのように植民地支配が進んでいったのかを眺めたいと思っている。

英語が話せるようになって世界の歴史がわかるようになったら今までの数100倍海外旅行が楽しめるのではないかと思っている。私の余生の楽しみ方はこれでいこう、最近はそう思ってコツコツ知識を深めている。