盗作をしてしまった

最近盗作をしてしまった。ある人の表現を真似してしまったのである。やっぱり?もしかして?と思った人がいたらすみません。そうなんです、真似しました。弁解させてもらうと悪気はありませんでした。気づいたらやってました。申し訳ありませんでした。

わたしの盗作を1番に気づいたのは夫だった。夫はわたしの一読者としてブログやサイトの記事にほぼ目を通してくれている。 ある日わたしが元気よくツイッターをしていると「ねぇ!この記事さ、Aさんの表現の真似してない?」と夫に物申されたのであった。 「え?そんなことないよ」と半ギレ気味で返事をし、ツイッターをやめてすぐに自分の文章を確認すると「たしかに...」と認めざるを得ない事実がそこにはあった。 「これ読んでさ、Aさんの真似してるって思う?」と念のためもう一度確認すると「でしょうねぇ...」と表情も変えずに淡々と答える夫。

やった、やってしまった。盗作だ!!思い当たる節はあった。Aさんの記事が素晴らしい!と、事が発覚する3日前くらいに、Aさんの記事をコメント付きでツイッターリツイートしたのであった。Aさん素晴らしい!Aさん素晴らしい!のテンションで書いた文章。その結果、完成したそれはAさんの要素が織り交ぜられた仕上がりとなってしまった。

(真似したっていうかAさんにインスパイアされたからなんだけど......いや、でもそんな事言っても通じないか...)

田口ランディ安倍なつみに次ぐさとみこんこんの盗作。安倍なつみは盗作をした事態を重く受け止め活動休止をした。私もサイト及びはてなブログを自粛するべきか....いや待て?もしかすると夫婦間でしかわからないレベルの盗作の可能性もある。それなら以後厳重注意でいけるか?

そこで私は早急に第三者委員会を勝手に発足し、連絡を取ることにした。連絡をした相手は我が社のCEO(私のパクった記事を運営するサイトの管理人)であった。

「すみません、実は私のこの前サイトで公開された記事なんですが、夫にAさんの真似をしていると指摘されまして...あの、そう思いましたか?」

 

「正直そう思いました」

 

「!!!?!!!」

 

何で言わないCEO!言ってくださいCEO!CYOTTO ENRYOSHINAIDE ONEGAISHIMASSE!

とこんなことは思わず正直マジかよの言葉しか浮かびませんでしたが、第三者委員会も黒と判断を下したということは、これは夫婦間で済まされる問題ではないということがわかりました。

とりあえず、今回の件は「わざとじゃないんです」の意思をはっきりと第三者委員会に伝えた上「私は人の影響を受けやすいため今後も同じような過ちを犯す可能性がある。その時は指摘してほしい」と今後の対策をしっかりと添えて返信したところ、第三者委員会a.k.a CEOからはなんの音沙汰がないまま今に至っております。

何で言わないCEO!!CYOTO EEE????OHENZIHA??????とも思わず正直無視かよの言葉しか浮かびませんでしたので、私は次の対策へと移りました。

謝罪文の作成。今書いているこのブログです。本人に直接お詫びのメールを送ることも考えましたが、そもそも本人が気づいているのかわからないし、いきなり真似してすみませんと送られても困るだろうし、だけど万が一私の文章をご覧いただき「この見覚えのある文章....このアマ!」と思われていたら辛いものがあります。ですからせめてお詫びの言葉を記したい。世間的にも何か問題を起こした際は早急な対応・謝罪会見が良しとされる今日であります。影響を受けやすい私ですから世の中の流れに従って謝罪ブログを心を込めて記したいと思います。

 

Aさんへ

この度は申し訳ありませんでした。

Aさんの文章をいつも楽しく読ませていただいています。Aさんの文章はいつも面白く、私の骨の髄までしみています。そのひたひたに染みた状態で自分の記事を作成したらあのような仕上がりになってしまいました。申し訳ありません。しかも似せたわりにたいして面白くない仕上がりで恥ずかしく思っています。またAさんの気分を悪くさせていないかと心配に思っています。今後はこのようなことがないよう、厳重に注意し文章の作成に励んでいきたいと思っています。           

さとみこんこん

 

気をつけよう。無意識で盗作なんてタチが悪い。気をつけよう。と肝に銘じた時、ふと思い出したのは半年前の出来事だった。

 あれは飲み会の席だった。

あの日はラッキーなことに私の好きなライターさんの隣でお酒を飲んでいた。ラッキーラッキーとほろ酔いで酒を飲んでいる私に「あの、我々の文章って似てると思いませんか?」と好きなライターさんから尋ねられたのであった。

え!光栄だなと思い「光栄です!光栄です!」と素直に光栄とだけ言って終わったのだがあの時のあれって「あの、文章真似してますよね?」そういう意味だったのかなと思い、マジかよの言葉しか浮かんでこないのですがどうなんでしょうか。みなさんはどう思いますでしょうか。

吉澤ひとみが事故を起こす前から田口ランディ安倍なつみと書いていたのに意識的に安倍なつみを使った感、これはみなさんはどう思いますでしょうか。