歯医者選びのコツ

私のブログは長文で無駄な話をダラダラしているので「そんなことはどどうでも良い要点だけ知りたい」というそんなあなたのために歯医者選びのポイントを文頭にまとめました。

 

ーさとみこんこん流歯医者選びのコツー

1、歯科関係者に聞く(これが一番確実だと思う)

2、ホームページからその歯科医院の方針と専門性(認定医をとってるかなど)、歯医者の経歴から判断する

3、カウンセリングを利用する

4、専門医を選ぶ

 

 

〈解説〉

1について→良い先生は勉強しているので専門誌に寄稿したり学会で熱心に発表をされてたり、勉強会などで指導したりしている。そういうのは一般の人からはほとんど見えない部分なのでその道の人に聞いてみるのが一番なのかなと思う。

 

2→良い歯科医院には理念があり、そういった姿勢が見える化ができると思っている。具体的にいうとホームページに医師の理念やその病院の専門性がわかりやすく記載されているところは信頼が持てる。あと人は経歴が全てではないが、理念や方針を持ってやってきた人の経歴はしっかりしている場合が多い。例えば卒業後も大学病院で専門性を高めながら講師などもし、認定の資格を取り、その分野に関わる活動に積極的に取りくんでいる様子などが経歴から判断できる場合は「当たり」の確率が高いように思う。

 

3→カウンセリングが受けられる場合は利用し、話を聞いてもらうと良い。こちらの情報や訴えをよく聞いた上で治療の説明やリスクなどを説明してくれる歯医者はいい歯医者である場合が多い。

 

4→餅は餅屋だと思う。子供も「近いから」とかそういう理由ではなくちゃんと小児歯科に連れていった方がいいと思う。(近いからという理由で選んだ小児歯科は大失敗だった)

 

 

ちなみに私が思う良い歯医者は「先々を見据えた上で的確な処置をしてくれ、予防の管理と援助をしてくれる歯科医院」だと思っている。

 

 

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hyenasclubs.org

 

2歳の子供のムシ歯が見つかってから半年弱が経過した。ムシ歯が発覚してからというもの上記の記事にまとめた歯磨きを毎晩続けた結果、息子も歯ブラシの時間になるとせっせと応援隊であるぬいぐるみを並べ「ハッハ」と言いながら歯ブラシを取りに洗面台に向かい歯磨きジェルをつけてぬいぐるみの前で歯ブラシをするようになった。だが半年経っても仕上げ磨きだけは好きになれないようで、横になってゴロンと寝て口を開けてくれるまでは時間がかかるし、口を開けても3秒くらいで口を閉じるし、歯ブラシはガジガジ噛むしでまだまだ苦戦しながら磨いている。しかし親子の努力は実り問題のムシ歯の進行を抑えることに今のところ成功。現在はちょっとムシ歯っぽいけどまぁ大丈夫でしょうのグレーゾーンで留まっており、その状態を維持していくことに注力を注いでいる。私が書いた歯磨きの記事は一つの成功例として参考にできるものでありますと再度お知らせしたい。

 

親子の努力だけではなく実はムシ歯の管理をする上でもう一つ大きな収穫があった。それは子供のかかりつけ医を見つけられたということである。

今は子供は月に一回のペースで小児歯科にかかってムシ歯の経過をみてもらっている。実はこの小児歯科は最初にムシ歯を発見してもらった歯科医院ではなく別のところで、最初に行った近くの小児歯科はムシ歯を見つけてはもらったものの信頼にかけたので病院を変えることにしたのであった。

 

何が信頼にかけたのかというとまず歯医者の内装が気に入らなかった。到着して待合室に通されると薄暗い部屋の真ん中に大人が跨げる程のでかめのラクダが座っていた。どうもその小児歯科のコンセプトがアラブの冒険のようで、部屋全体は暗いのに勇ましい音楽が流れ、暗闇からリスとかフクロウなどのぬいぐるみがジッとこちらをみていた。え?と思いつつもこの演出を楽しんだ方がいいだろうと親は判断し「見て!でっかいラクダさん!」などと子供に話しかけるものの、様子のおかしい薄暗い部屋に子供はドン引きし怯えていた。それでも気分を盛り上げようと「見てフクロウさんもいるよ!」などと睨みを利かせるフクロウを指しあやすが、子供は何かを察し涙を流す始末。待合室には誰も患者がいなかったことも怖さを倍増させていた。そんな気味の悪い部屋で苦戦していると、若い医師が診察室から顔をだし中へ入るように指示を受けた。診察室は明るいのかなと思いつつ入室すると冒険の延長でやっぱりうす暗く、え?これで見えますか?と思いながら診察台に着席した。恐怖の渦中である子供は予想通りに暴れまくりまともに診察できる状況ではなかった。医師、歯科衛生士、親から抑えつけられながら息子は海老のように反り返り抵抗していた。「右上がたぶんちょっとムシ歯っぽいんだけど...あっ動いちゃうな」とかいいながらまともに診察ができていない様子の医師に「部屋を明るくしてから言えや」と思いながら私は息子を必死に抑えていた。

なんとか診察を終えた息子は汗と涙で全体的に湿っており、早くこの暗闇から出してあげたいと母は強く思っていた。すると歯科衛生士のお姉さんが「どうします?フッ素塗ります?」といいながら自宅で使っているチェックアップのフッ素ジェルを手に持ちながら話しかけてきた。今の子供の様子からしてフッ素が塗布できる状況ではないと感じたし、しかも塗ろうとしてるのが歯磨きジェルだったので「フッ素はいいです」といって断った。その後医師からも歯科衛生士からも生活環境や歯磨きの話は一切されることはなく、今後の方針も伝えられることはなく診察は終了した。

結果子供は本当に初期のムシ歯だったので見立ては間違っていなかったのだが、私はこの歯医者と一緒に子のムシ歯を管理していくのは難しいと判断し病院を変える決断をした。その理由は

1、子供をみる環境が適切でない

2、おそらく歯科医が小児歯科の専門医ではない

3、歯科医師も歯科衛生士も積極性に欠ける

という点だった。

 

まず1に関して、部屋が暗いのは演出だろうがそういうのいらないと私は思う。子供を安全に処置ができるかという視点から誰も部屋が暗いことに疑問に思わないのかと不思議に思う。

一応ホームページで確認して受診したものの、小児歯科を唱っているだけでどうも本院の一般歯科から手の空いた先生がひょっこり分院である小児歯科にやってくるというスタイルだったということが受診したことにより判明した。先生の診察の様子を見ていると手つきが悪く小児に関しては経験を積んでいないということが見てすぐにわかった。(ホームページの情報の拾い方がよくなかったと反省した)

3はこれがとても大事で、子供のムシ歯の原因は歯磨きの他に食生活習慣が大きな原因であるのにそこに関しての聞き取りが一切されず予防的な観点から何も援助されることはなかった。またフッ素が大切であると思うのであれば「これは塗った方がいいから嫌だけど頑張ろう」くらいの声かけをして誘導するべきなのに、決定権を患者に委ねている姿勢に私はどうかと思ったのであった。(ちなみに私が歯科衛生士であることは伝えていない)

 

そんな経験の後、たまたま近くを通りかかった小児歯科が気になりホームページで調べて見たところ、その医院の方針と歯科医の経歴からとても良さそうな歯医者だと判断して受診をすることにした。

受診をしてまず驚いたのは問診票の細かさであった。授乳やおやつの取り方など子供をどんな様子で育てているのか、親が歯医者に求めることなどを記載させられた。そうして診察を受けた後もまた驚いた。息子が暴れまくっているにもかかわらず先生は動じず息子に思いっきり指を噛まれても声をあげることなく、冷静に診察を続行。息子の口があいた瞬間に歯ブラシの柄の部分を噛ませて少し開いた口にミラーをねじ込んで患部を眺める先生を見た時は「この道のプロや...」と感銘を受けるほどであった。「なんかちょっと右上の歯はやっぱり怪しいね、経過を診ていきましょう。3ヶ月、いや、この子は授乳してるから1ヶ月後にまた見せてください。」と患者の生活状況に合わせて指示を出してくれる姿には拍手であった。さらにその指示の後歯科衛生士さんが「最後にフッ素塗りますからね!頑張れー!」といいながら泣きわめく息子を励ましながら高濃度フッ素を塗ってくれた。「歯磨きジェルは使ってますか?1日2回、朝はジェルをつけてお子さんが適当に磨くだけで良いので夜はお母さんがジェルをつけてしっかり磨いてあげてくださいね」ときちんと指導もしてくれた。フッ素は3ヶ月に1回歯科医院で高濃度フッ素を塗る説明もきちんと受け、最後は息子用の歯の手帳と歯ブラシをもらって帰ってきた。(手帳には歯の状態や磨き方、食事のポイントなどがまとめてある)

 

今通院中のこの小児歯科は私が望んでいた以上の最高のパフォーマンスをしてくれるので本当に気に入っている。見つけられてよかった。つくばまで通うから教えて欲しいという人がいればツイッターでDMくれれば教えるので気軽に連絡ください。

歯の健康管理は日々の磨き方や食生活習慣などホームケアが大切であるが歯の管理をともに行ってくれる歯科医院の存在も重要だ。皆が信頼できる歯医者を見つけられることを私は願っている。