誕生日だった

自分の誕生日が好きで昔から誕生日が近づくとソワソワし、誕生日には着物を着て出掛けたり美味しいものを食べに行ったりと特別なことをして過ごすことが多かった。過去には自分の誕生日を迎えた記念の印としてブログを綴ることも多く、その当時を振り返るとそれぞれの年の誕生日を迎えた時の心境が違い面白いもんだなとしんみりしていた。

今年の誕生日も同様で6月に入ると「もうすぐ誕生日だな...」とソワソワしほんのり嬉しい気持ちを感じていたのだが、2年前から自分の誕生日のあり方は大きく変わっていた。実は私と息子の誕生日は1日違いで、自分の誕生日よりも1日早く生まれた子供が誕生日を先に迎える。その結果誕生日は1日前にまとまってお祝いするような形となり、さらに自分の誕生日より子供の誕生日の方が嬉しいので自分の誕生日を迎える頃にはすっかりお誕生日の感激は薄れ味気ないものとなってしまうのであった。更にさらに34歳を迎えたことよりも親として2年目を迎えたことの方が自分的には感慨深く、こうやって自分よりも親としての自分が色濃くなっていくんだと思うと嬉しいような寂しいような、人生って思う。

ただ色薄くなっていく自分が争うような気持ちもあり、自分が食べたいものを作って盛大に祝ってやるぜと1週間前くらいから自分のお誕生日ディナーのレシピを考案し、買ったことのないノンアルコール飲料を買い、自分で電話予約をしてホールケーキを買い(kinaco68さんコート・ダジュールのホールを買いまいた)スクラブで全身をツルツルにし、足の爪にマニュキアを塗って、そうして何事もなく平穏に誕生日は過ぎ去っていったのだった。

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ヘリウムガスを初めて買って風船を膨らませたのだけど、お誕生日の雰囲気は高まるし結構長持ちするし子供も喜んでくれるので買ってよかった。来年もヘリウムガスを買おうと思う。来年も無事に誕生日が迎えられますように。