退職した

仕事を辞めることにした。

復帰後に常勤ではなく週2回のパートタイマーでの勤務を求められたのでそれに従って働こうと思っていたのだけど、コロナウィルスのために復帰予定は延長。そして今月緊急事態宣言は解除されるのだけど、解除されたからといって終息したわけでもないし、また緊急事態宣言が発令されれば仕事を休まなければならないなどなど、様々な問題を抱えながら働く意味がちょっと見出せなくなってきたので退職をすることを決意し連絡をした。育休をもらっておいて辞めるという選択は肩身が狭い気持ちもあったのだけど「コロナのため」という言葉を付け足すことによりその思いは薄まり、思い切ってやめます!と堂々と言うことができた。職場の人も「しょうがないよね」と言って本当にあっさり退職へと話を進めてくれた。もしかしたら退職を望まれていたんじゃないかと思う節もあるのだがなにわともあれ円満に退職できそうでホッとしている。

退職を希望した理由は他にもあった。引越しをしたいからである。私は東京が好きで今住んでいる街も本当に気に入っている。新宿までバスで10分、歩いて初台や幡ヶ谷にも遊びにいけるしどこへ行くにも利便性が良い。病院もたくさんあるし近所にはスーパーや八百屋、薬局もゴロゴロしているし、気分に合わせて周辺の公園に出かけることができる。道ゆく人は愛想よく、よく息子に話ししかけてくれるし、いい街だと心から思っている。が、家賃が高い。夫はしばらく在宅になりそうなのでもうちょっと仕事に専念できる環境が欲しいし、子供ものびのびと遊べる部屋が欲しいとなるともっと広い家に引っ越したい。けど東京は家賃が高いので、地方に引越そうかと持っている。

候補はつくばか春日部だ。春日部は埼玉の実家に比較的近いし何かと便利でいいのでは?という提案のもと春日部が浮上しているのだけど、私は埼玉出身埼玉嫌いで埼玉に住みたいと本当に思えないので春日部案はたぶんボツになると思う。春日部には悪いが何も魅力を感じない。埼玉ならば秩父とかもういっそ山の彼方ならアリだけど大好きな東京のアクセスが悪いので秩父もだめだ。埼玉はだめだ!

一方つくば、つくばはいい。秋葉原まで45分のつくばエクスプレスが頼りになる。つくばはパン屋とラーメンの激戦区。店員がみんな海老蔵みたいなイケメンパン屋だってある。道路沿いには髪の毛を高く盛ったギャルの店員さんがいる美味しい焼肉屋さんがある。前に行ったときギャルが可愛すぎて一緒に写真を撮ってもらったことがある。しかもその焼肉屋、キャバクラと癒着していてメニューの裏にキャバクラまでの地図が載っているのだ。もしかしたら髪の毛を高く盛ったお姉さんも焼肉屋の店員兼華麗なる夜の蝶だったのかもしれない。キャバ嬢が接客する美味しい焼肉屋なんてつくばにしかないと思う。さらに茨城には山も海も湖もあるから筑波山に登山にいって、夏は大洗の海へいこう。おっとつくばわんわんランドも忘れちゃいけない。息子はわんわんが大好きだから...秋には筑波大学の学園内に栗が落ちているから栗を拾おう。病院もいっぱいあるし歯医者もいっぱいあるから職に困らない。ちなみに私の退職した歯科医院とつくばのゴリラ歯科のパートの時給が一緒でゴリラ歯科に勤めようかと本気で思っている。先生がゴリラみたいな顔だから多分ゴリラ歯科って言うんだと思うんだけど、もし本当にそうだったら私はここの医院長と気が合うと思ってる。つくばは勉学にも熱心で姉の知り合いの子供は小学校で英語が話せなくていじめにあったらしい。それくらい勉学に熱心らしい。教育にも安心なつくばを誇りに思おう。

ということで私は魅力度ランキングワースト1の茨城県つくば市に住みたいと思っている。