今年の振り返り

今年は本厄でどうなることやらと思ったら腰をやったり出産で高血圧になったのちに膣壁血腫というよくわからない病気で緊急手術などをし、予定通り本厄、見事本厄、あっぱれ本厄、よくぞやりきったと自分を褒めてあげたい。そんな本厄を乗りきり後厄に移行する前に今年を振り返りしみじみしたいと思う。

 

息子生誕

息子が産まれたことで私は私の人格の他に母という人格を担うことになった。母は大変だ。一番大変なのは自分のことが後回しになることだ。わたしは知っている、風呂上がりに素早く化粧水と乳液をたたきこむことがお肌のアンチエイジングに繋がることを。だけど今は風呂上がりは全裸で息子の肌に入念にボディークリームを塗りこんでいる。全裸でよいちょまるよいちょまると言いながら転がって逃げようとする息子の身体をバスタオルの中央にもどし服を着せている。息子に服を着せ終えて、やれやれと思う頃には自分の体は砂漠化している。これがわたしの日常である。色々な面で自分が二の次になることが多く、時々しんどさを感じることもあるが、おやすみと言って息子とくっついて寝ることが今の一番の幸せだと思ってしまうのだから息子は不思議な存在である。

 

近所の惣菜屋が潰れた

近所の惣菜屋が潰れていた。去年オープンし、若いお兄さんが切り盛りしていた小さな店だった。オープン当初お兄さんは気さくな感じで、よくおまけをしてくれたので結構気に入っていた。

惣菜屋で惣菜を買い、スーパーに立ち寄り顔なじみのレジのおばさんと惣菜屋の話題になったときに「なんかあの惣菜屋のお兄さんここに買い物に来るけど感じ悪くて怖いよね」とおばさんが言っていたので「え?そんなことないですよ?」とお兄さんを擁護した。

最初、よくおまけをしてくれた惣菜屋であったがある日を境に全然おまけをしてくれなくなった。おまけ、やめたんだなと思いちょっぴり悲しい気持ちでいた。さらにいつ行っても同じ惣菜ばかりで変化がなくなり、ちょっと飽きてしまったので惣菜屋にはいかなくなってしまった。

今年に入り息子を出産し、久々に惣菜屋に行った。産まれたんですね!と声をかけてくれたお兄さん。相変わらず変化のない惣菜を1種類購入して店を出た。

それから数日たったある日。息子と散歩をしていて惣菜屋の前を通ったので、惣菜でも買ってかえるかと惣菜屋に入店。相変わらず変化のない惣菜を1種類買おうとレジをお願いしたときにわたしは気がついたのだ。1万円札しか持っていないことを。しまったと思いお兄さんに1万円札しかもっていないことを報告。するとお兄さん、あからさまに嫌な顔をしていた。近くで崩してもう一回来ますと伝えるといいですよ!と言いながらすごい嫌な顔をしてるので、いやもう一回きますから!と伝えるといいですよ!と言いながらやっぱり嫌な顔をしていた。

惣菜1種類と千円札2枚と大量の500円玉でおつりを渡され店を出た。

わたしは思った。二度とこねぇよと。レジのおばさんは見る目があった。

それから数ヶ月後、店は潰れていた。

 

 

加間ちゃんがいなくなってしまった

加間ちゃんと呼んでいたインターネットの知人がいなくなってしまった。最近元気かな?と思い加間ちゃんのツイッターを検索したところアカウントが消えており、まさかと思いブログを見にいったところブログもtumblerも消えていた。すごく悲しかった。わたしは加間ちゃんのブログが大好きで、わたしが活動しているサイトに誘って記事を書いてもらえることになった時もすごくうれしくて、サイトで書いた記事もやっぱり面白くて、面白い面白いと読んでいたら無意識に文章を盗作してしまった日もありました。

加間ちゃん。あなたは去年のインターネットのオフ会で初めて会ったときにわたしのことを「親戚のお姉ちゃんに似ている」と言ってくれましたね。全然ピンとこなかったけれど、親しみがあるってことかな?と思って「うれしい」と返したような気がします。

またサイトの記事を書いて欲しいし、ブログも読みたいなぁ。加間ちゃん、待ってます。

 

 

今年もありがとうございました!良いお年を。