やる気みなぎる都知事選の投票

都知事選に行くことは決めていたが誰に投票するか決めておらず、なんとなく小池さんがいいかなぁと思っていた矢先、インスタグラムで「今回の都知事選小池さんに投票する人はなんで投票するのか教えてほしい」という書き込みを見て、そういえばなんでいいな…

引っ越すその1

仕事に復職し子供を保育園に預ける予定だったため引越し先は今住んでいる中野圏内であることが条件だったのだが、仕事を辞めて子供が保育園に行かなくなった今、我が家族はその縛りから解き放たれた。夫もほぼ在宅勤務になったため引越し先の選択肢がかなり…

オススメの歯磨き粉はなんですか

私が1番多くされる質問「オススメの歯磨き粉は何ですか」という質問。 私の血液型でも誕生日でもスリーサイズでもなく断トツで歯磨き粉のことをよく聞かれるのは、私のイメージが歯なんだと嬉しくも少し悲しくも思うのだがとにかく歯磨き粉のことをよく聞か…

悩ましい

もうすぐ1歳を迎える息子は掴まり立ちに勤しみ、動物に喜び、絵本に興味を持ち始めた。しかし食への関心が低くパンを嫌い、ひき肉を敵視し、よく食べ物を残す。そこそこ食べた日にはエラーイ!テンサーイ!と親バカでただのバカな母親が拍手をして喜んでい…

退職した

仕事を辞めることにした。 復帰後に常勤ではなく週2回のパートタイマーでの勤務を求められたのでそれに従って働こうと思っていたのだけど、コロナウィルスのために復帰予定は延長。そして今月緊急事態宣言は解除されるのだけど、解除されたからといって終息…

近所の肉屋の話

近所の商店街に安くて狭い肉屋がある。存在は随分前から知っていたけれど店相というのだろうか、なんとなく店から負のオーラが出ているというか、なんとなく近寄りがたく、とにかく店相が悪い。日本一安いという手書きの張り紙は大げさだし、賞味期限切れの…

労働を考える

10年間正社員として頑張ってきた職場は育児休業あけにはパートタイマーとして復帰することが決まった。本当は正社員のまま時短勤務を希望していたのだが、職場はそれに応じることが難しく週に数回のパート勤務となった。そんな矢先コロナウィルスが世界的に…

お母さん情報

四月後半の復職に向けて我が家の生活様式は変化した。 息子は保育園が始まった。預けることに不安を感じていたものの、一度もお預けの際に泣くことはなく、それどころか自らハイハイをしながらお部屋に入っていくほどであった。先生との連絡帳のやりとりの中…

茂みの中から

小学生の頃とても仲の良い友人がいて、その友人とは1年生の頃から毎日一緒に帰り、学校が終わってからも一緒に遊んでいた。二人で遊ぶことが楽しく、喧嘩もよくしたが毎日毎日飽きることなく遊んでいた。 ある日、いつものように二人で帰ろうとすると「一緒…

日常

家、ついていってイイですか?の取材が来たときにワイプのおぎやはぎの矢作が「部屋きれいにしてるなぁ」と言ってくれるくらいの部屋を維持するよう努めている。家、ついていってイイですか?を見ている限り、多分矢作はうちの部屋を綺麗だと言ってくれると…

心はディスクユニオンのバイトで支えられている

多分厄年の影響で、昨年に引き続きわたしの人生は何かと理想から脱線してしまう。 4月からは息子は保育園、私は仕事を復帰することになっているのだが10年以上正社員として働いていた職場から正社員として迎えられず、パートとして復帰をすることを求められ…

愛おしい日々

実家からイチゴをもらうと決まって翌日の朝はイチゴパンを作る。作り方は簡単でこんがり焼いた食パンに生クリームをたっぷり絞って、その上にもらったイチゴを細かく刻みパンが見えなくなるほど乗っけて食べる。イチゴはこうやって食べるのが一番好きだ。だ…

ボタボタ泣きたい

感情が欠落しているんじゃないかと思い始めたのは小学生の頃だった。友人の転校、卒業式、タイタニック...みんなが泣いている時に私はだいたい泣いていない。卒業式で泣かないと冷たい人って言われそう。斉藤由貴のこの歌を知る前から私も同じことを思ってい…

今年の振り返り

今年は本厄でどうなることやらと思ったら腰をやったり出産で高血圧になったのちに膣壁血腫というよくわからない病気で緊急手術などをし、予定通り本厄、見事本厄、あっぱれ本厄、よくぞやりきったと自分を褒めてあげたい。そんな本厄を乗りきり後厄に移行す…

すしざんまいでリハビリ

最近鬱々とした気分が続いていた。なぜ鬱々とした気分になってしまったのか原因はわかっている。家計簿のせいだ。今まで家計簿をろくにつけたことがなかったのだが、家を引っ越すにあたって次は賃貸か?購入か?などと考えることが増え、そのまえに今の生活…

はじめてのお食い初め

久しぶりに乗った自転車はペダルが重く感じられる。坂道を立ち漕ぎで漕ぐけれどなかなか前に進まない。ヒーヒー言いながら自転車を走らせる訳は石が欲しいからである。どうやら生誕100日を祝うお食い初めには石がいるらしい。よくわからないけれどお食い初め…

美容室にて

先日、2ヶ月の子供を夫に預けて久しぶりに美容室に行った。数年通っている美容室なのだが、その美容室は担当の人は洗髪はせず、アシスタントの人がやってくれる。アシスタントは何人もいて適当な人が充てがわれるため毎度違う人が洗髪してくれるのだが、こな…

広尾のランチパーティー

mixiの掲示板で「広尾のマンションでおしゃれなランチパーティー♩☆」の書き込みを見かけ、行ってみたいなと思った。私、当時22歳の時の話である。 広尾のランチパーティー当日。私は期待に胸を膨らませて広尾駅にいた。集合場所の広尾駅前にそれっぽい集団を…

鯖缶の思い出

20代の頃、弁当に鯖缶を入れることにはまり週3ペースで鯖缶を弁当に入れていた。白米と鯖缶と卵焼きとミニトマトで完結された弁当を職場に持っていき、昼休みになるとシメシメと口元を緩ませながらゴソゴソと弁当の入った袋を取り出し、食べる前に必ずティッ…

YouTubeを見ている

子を持つ母となって2ヶ月が過ぎ、不慣れなことにも随分対応できるようになったように思う。以前とは大きく異なる生活リズムにも順応し毎日を淡々と過ごしている。現在は育児休暇中のため生活の大半を育児と家事に費やしている訳なのだが、そんな毎日に休息…

はじめての子育て

「子供ができたら終わり」 イヴァンナにそう言われたと友人が笑いながら言った。イヴァンナさんは友人のセルビア人の友達だ。私はイヴァンナさんを直接知らないが、友人の友人であるイヴァンナさんのことを少しばかり知っている。イヴァンナさんが金髪である…

はじめての出産

子が生まれた。 なかなかお腹から出てこなかった我が子。 あんまりにも出てくる様子がなかったため、入院をして私の誕生日にお股にバルーンを入れて出てくるように促す予定であったのだが、願いが通じたのか入院の前日の夜に陣痛が始まりお誕生日バルーンは…

お誕生日のバルーン

子が産まれない。 友人知人から早産の話はよく聞いていたが、過期産だったという話は聞いたことがなかった。自分が過期産になる可能性なんて考えていなかった。 今までは「社会に出たくないのね。ゆっくりしてね」「私に似てのんびり屋なのね」「お腹からの…

ヨガ教室に通っていた

20代の頃これだという趣味を見つけたくて様々な習い事にお金をつぎ込んでは飽きてやめてきたのだが、ヨガ教室もそのうちの一つであった。 仕事終わりに職場から走って3分ほどのヨガスタジオに直行し、ヨガに励んで帰宅するというイケイケOLみたいなことを1…

里に帰った

里帰りをしてもう1ヶ月近くになる。久しぶりに生まれ育った埼玉の町で生活をして思ったことは、東京で暮らす人の方が愛想が良いということであった。都会の人は冷たいなんて聞くけど、そんなことはない。都会の人の方が感じが良い。少なくともわたしが住んで…

ほくろと小杉

口元にあるホクロはセクシーなんて言われるが、セクシーのセの字の恩恵も受けていないのに私の口の周りには2つもホクロが付いている。この2つのホクロ、小学生のころはすごくコンプレックスであった。 「口元のホクロはセクシー」というよりも「口元のホク…

はじめての入院

たしか4歳くらいの時の話なのだが二階建ての社宅の古いアパートに住んでいた当時、そのアパートに住む子供たちと外で遊ぶことは毎日の日課であった。この日も5、6人で追いかけっこのようなことをして遊んでいたかと思う。子供同士でキャッキャッと遊んで…

諦めきれないG

もうすぐ臨月に入る。随分とお腹も目立つようになり子の胎動も激しく、時々足らしきものが腹の中からウネウネと押し出されてちょっとキモいと思う今日この頃。妊婦生活ももう終盤だと思うと感慨深い。そして今は出産の恐怖を感じながらスクワットに励む毎日…

さとこ先生のジュリアナ東京

satomiconcon.hatenablog.jp 以前書いた記事にも登場する「さとこ先生」は年中・年長さんの時の担任の先生であった。さとこ先生は当時たぶん20代前半で、いつも笑顔で少し茶色く染めたロングのワンレンソバージュと綺麗にカールされた少なめの前髪が動く度に…

不服だった田舎のネズミ

自尊心とはいつ頃から根付くものなのかはよくわからないが、私の自尊心は5歳の時には定着していたと思う。その訳は幼稚園の年中の時のお遊戯会にある。その年のお遊戯会の演目は「田舎のネズミと町のネズミ」言わずと知れたイソップ物語の寓話である。勿論5…